近頃、人の世の移り変りの早さ、激しさに改めて驚いております。それはまた、人々が生きてゆく上での価値観の変化についても言えることです。金銭とそれによって
購
(
あがな
)
うことができる物よりも、むしろ、
今日
(
きょう
)
、生きていることを実感し、人と共に在る喜びを味わいたいと考える人々が以前にも増して多くなっていると感じるのは私一人ではないでしょう。このことは高齢社会の出現とも無縁ではありません。限りある命を予感するからこそ、今、在ることを大切にしたいということであります。
野に咲く花々は互いに寄り添い、支えあって懸命に咲き、
秋
(
とき
)
、至れば何の未練もなく散ってゆきます。ここに私は自然のあるべき摂理を見るのです。人生の意義とは、与えられた命を懸命に生き抜くこと、そして周りに生きる人々のお役に立つことであると。当法人の理念「医療を通して、同じ時代に生きる人々のお役に立つ」はこのような思考から生まれたものであります。 私共の病院は
予
(
かね
)
てから、循環器疾患の急性期治療、リハビリによる再発防止、発病の予防を三本柱に据えて運営し、成果を上げて参りましたが、一方では、医療安全対策、院内感染対策に積極的に取り組み、当院で治療を受けられる方々が安全にそして安心して療養に専念でき、また、職員にとっても安全で安心して働ける病院づくりを目指してきました。さらに、私共は病院を訪れる方々にできるだけ快適な時間を過ごして頂けるよう「サービス日本一」の目標を掲げ、感性を磨き続けております。
さて、当法人は高齢社会に対しても積極的に役割を果たすべく努力してきました。高齢の方々には生きがいを持ち、覇気を失わずに暮せるよう援助すると共に、早期痴呆対策にも取り組んでおり、その重症化を防ぐことにより、家族と共にいつまでも住み馴れた環境で暮すことができるよう対応を始めております。また、機械とプールを利用したパワーリハビリも取り入れており、四肢筋力の低下予防に効果を発揮しています。
これからも私共の法人は地域社会のお役に立つ組織として努力して参ります。
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TEL.011-563-3911 FAX.011-551-3109
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